単線機関庫・ミゼット・給水塔=エコーモデル・珊瑚模型=ストラクチャ=製作①

エコーモデルさんのストラクチャーシリーズ単線機関庫です。随分前からキットの状態で保有しておりました。単線機関庫が乗るくらいの大きさのミニレイアウトを製作していこうと思います。
線路にバラストをまいただけのものではなく、エコーモデルさんのような単線機関庫やストラクチャーを置いて情景を作り、そしてそこにお持ちのモデルを並べてみて頂ければ、いつも見ていたモデルが全く違ったように見えるから不思議です。
ミニレイアウトはその情景をストラクチャーも含めあくまでも模型の一部として楽しめますが、そこに車輛を置き、普段からお持ちの愛機を狭い箱の中ではなく、本来あるべき情景の中に設置して頂き、モデルの違った一面を楽しむ為の「車輛保管用を兼ねた観賞用台」としてお持ちいただきたいアイテムです。

箱は薄い箱に入っています。

組立て図面、組立て基本の説明等、解りやすく説明書が明記されているのでじっくりと読み込んで製作していきます。

パーツのチェックをしていきます。エコーモデルさんの単線機関庫のパーツは木製部分とホワイトメタル、真鍮等の素材を適材適所でふんだんに使用しています。

切断用のかたがみも用意されており、丁寧に製作をしていけばとても重厚感のある佇まいのストラクチャーが出来ます。

唐突にミゼットです。同じくエコーモデルさんのキットです。
観賞用台には色々な小物を設置することにより、その情景に深みが出ていい雰囲気になってきます。


ミゼットの説明書及び、パーツはホワイトメタル、エッチングで主に構成されています。

完成画像はこのような形になります。

組み上げていきます。まずホワイトメタル部分の組立て前に、バリ等をとり研磨をしていきます。

小さな車輛ですが、以外とパーツが多く、組み上げには時間と手間はかかりますが、仕上がりは立体感のある仕上がりです。

タイヤもホワイトメタルで出来ています。

この状態で完成です。あとは塗装をし設置していきます。

もうひとつ、珊瑚模型の給水塔(古典型)を製作していきます。

珊瑚模型さんの給水塔は北海道型、一般型等色々と種類がありますが、こちらの給水塔下部はレンガ造りになっている重厚感のある給水塔です。

屋根部分を織り込み、樋を設置しました。

タンク部分もリベット表現がしっかりとされいていい雰囲気です。

各パーツがくみあがりました。このあとハンダを綺麗に取り除いていきます。

屋根部分です。

簡易的に各パーツを組み上げ問題が無いかを確認します。
塗装前ですが、重厚感があります。
デッキガーダー=カツミ 真鍮製=1/80=キット製作完成

真鍮製 デッキガーダー橋 カツミ製 キット製作です。
サイズは
横幅:約325mm
幅:65mm
高さ:47mm
と観賞用台に入れて車両を飾るにも丁度よい大きさかと思います。
以前からキットで持っていたカツミさんの真鍮製キットを組み上げ塗装をしました。上に付属する線路は別パーツとなりますが、今回このデッキガーダーに合わせて塗装しました。

組み上げた当初の状態です。少し前のカツミさんのキットになるかと思いますが、パーツ点数も多く、とてもよく出来たストラクチャーだと思います。



脱脂・洗浄し塗装にはいります。


ベースは赤に塗装していきます。マルーンに近いでしょうか。

綺麗に塗装していき色を入れる部分には先に色を入れておきます。今回はウェザリングを施工しようと思います。

エナメルカラ-のサンドイエロー系の色で土ほこりを表現していきます。エッジ部分には黒、錆色を少し濃いめに時、スミ入れを行います。

大分落ち着いてきました。
もう少し汚していきます。

内部にも汚れがあるはずですので、同様に色を入れていきます。


ほぼイメージ通りになりました。

艶消しのクリアーでさびれた感じを出していきます。敢えてフラットベースを多めに入れて白色しひび割れない程度に白化作用を利用して色を乗せていきます。


線路もイメージに合わせて、塗装をしていきます。いい雰囲気になりました。



【メーカー等】
デッキガーダー
カツミ
真鍮製
1/80 線路は16.5mm
サイズ(おおよその計測です)
横幅:約325mm
幅:65mm
高さ:47mm
給水塔(ストラクチャ) 北海道型=給水塔=1/80=完成

珊瑚模型のストラクチャシリーズ 給水塔北海道型の製作をしました。
北海道型の給水塔は蒸気機関車の製作のご依頼を頂きましたお客様にご依頼を受けました。
車両をケースに入れ綺麗に並べ眺めるのも勿論とても楽しいのですが、このような小さな観賞用台にモデルを飾り眺めるとガラリと雰囲気が変わるります。
上の画像は完成した給水塔をモデルです。いつもは完成モデルの写真を撮るための撮影用の台なのですが、建物を入れるだけで雰囲気ががらりとかわりました。いい雰囲気です。

今回製作したのはこちらのキットです。

ぺらっと1枚の説明書ですが・・・

細かなパーツが入っていそうです。

8角形の屋根は真鍮板に筋が入っており少しづつ折り曲げ、端をハンダで留めていきます。

屋根内側に8角形の保護板をハンダしていきます。

煙突はネジ式になっていて、最後に給水塔上部と留めるようです。

こちらが給水塔上部です。円柱の両端を丁寧にハンダでとめていきます。
リベットも細かく表情豊かかパーツで仕上がりが楽しみです。

円柱に、保護板を上下はめ込んでハンダで留めていきます。
合わせるのに少し苦労しました。

5角形のこちらは土台部です。こちらも同様に両端を丁寧に止め5角形を作り、上下に板をきっちりととめます。

完成の姿を想像しながら一度重ねてみました。

屋根に保護材をいれます。

こちらがパーツです。折れ面に合わせて曲げ直していきます。

設置しました。屋根から少しはみ出た部分はヤスリで屋根の形状に合わせて削っておきます。

梯子も立てかけてみて仮組みをしました。ようやく雰囲気が出てきました。

組み上げた各パーツをバラして、脱脂、洗浄をしました。


こちらが完成画像です。
塗装は観賞用台にのせても違和感のないようにするために、少し汚しを入れております。
各部バラバラにして下地処理をしていきます。今回はグレーマッハ23Cで塗装しました。
屋根上は艶消しブラック→ウッドブラウン→レッドブラウン→部分的艶消し黒→部分的ベンガラを載せて調整しています。


塔の上部は鉄製でしたので、茶色(ブドウ1号を調合)をベースに塗装しレッドブラウンをハンドピースで部分的に吹き付けて、艶消しクリアーと錆色で調整しました。
土台部は木製でしたので、ウッドブランをベースに→レッドブラウン→艶消し黒※部分→錆色→クリアーレッド→もう一度レッドブランを部分塗装→艶消しクリアー→錆色差しという流れです。
ストラクチャに居る佇まいが何とも言えません。カッコイイです。