FC2ブログ

マイテ58=ビックニワ=16番 1/80=当工房特製完成品  ※製作~完成

マイテ58 ビックニワ
マイテ58 ビックニワの製作記及び完成画像です。
ビックニワのキットは少し古いキットになりますが、組みたてる再に床下機器を設置する梁が標準パーツとして付属していたり、床下機器もロストパーツで構成されています。

また、室内が特徴である、展望車の作り込みがしやすいように、中板を一枚かませて、床下を合わせるという、キット構成になっております。

今回は、このビックニワのキットをベースに展望車マイテ58 青大将色を製作していきます。
室内の図面を資料で持っておりましたので、当時の雰囲気を、車両のボディ部からのみ楽しむのではなく、室内の作り込み、床下部のパイピング・機器追加をフルディティールで製作しました。

精密な床下機器、パイピングを楽しんで頂き、かつ室内の家具の一部は自作で製作をしておりますので、どこか当時の車輛を懐かしんで頂けるミニチュアとしての暖かさを持つモデル製作をしました。

展望車の展望デッキ手摺を1枚づつ丁寧に組み上げていきます。

マイテ58 ビックニワ
こちらのビックニワ製のキットは床板に床下機器を設置する梁が付属パーツとしてキットに付属されています。

長い車両の床板に梁がばっちり入るととてもいい雰囲気です。真ん中にある大きなパーツは水タンクです。

マイテ58 ビックニワ

マイテ58 ビックニワ

マイテ58 ビックニワ
ブレーキシリンダーを設置し、両サイドの台車にパイピングを伸ばして行きます。パイピング支えは0.5×0.2の帯板を利用して設置していきます。

マイテ58 ビックニワ
床下パーツは全てロストパーツとなっています。当時のキットとしてもですが、現在でも各パーツの作りこみが立体感がありシャープな作りこみになっている為、床下機器はただ設置するだけでなくパイピングを張りめぐらせより立体感のある床下部分にするために作りこみをしていきます。

各パーツを設置し、ブレーキシリンダーから空気タンク、補助タンクへのパイピングを施工していきます。

マイテ58 ビックニワ
別角度の画像です。

マイテ58 ビックニワ
小さくて見えないパーツも豊富にパーツが付属されていますので、ひとつづつ丁寧に仕上げていきます。
水タンク周りは給水コック、排水管、ブレーキシリンダーから水タンクへの配管には、ウズマキチリコシ、締切コックを付属のロストパーツとパイピングを設置し施工していきます。

マイテ58 ビックニワ
マイテ58 ビックニワ
車両端には端梁を設置、エアホースの前に暖房ホースを設置し、布巻き管をパイピングの途中までつなぎ、丸型フランジを噛まして、0.5mmの真鍮線とつないでいきます。

マイテ58 ビックニワ
画像右下のパイピングが暖房ホースからのパイピングです。

マイテ58 ビックニワ
もう少しパイピングを追加、修正して床下部の加工を続けていきます。

マイテ58 ビックニワ
展望車両であるマイテ58は内装を設置加工を施工していった方がモデルとしても雰囲気ががらっと変わりますので内装を作りこんでいきます。
付属の仕切りを図面を確認しながら仮組みをしていきます。

マイテ58 ビックニワ
展望デッキ側の応接室との室内仕切りにドアを設置します。

マイテ58 ビックニワ
内部は木目調にしようと思います。壁紙での表現、木目板の使用等色々と考慮しましたが、壁は薄くないといけませんので、ケガキ針でケガキ木目を表現しました。

マイテ58 ビックニワ
こちらは木目板です。綺麗な均一のスジですが、裏側が木目表現が無い為、こちらのパーツは使用しませんでした。

マイテ58 ビックニワ
先程の仕切り板にも木目の表現をしていきます。

マイテ58 ビックニワ
こんな感じに仕上げていきます。

マイテ58 ビックニワ
応接室側の壁にはチェストのようなものが設置されているので、こちらを自作で設置しました。

マイテ58 ビックニワ
仕切りを立てて、いきます。壁にはチェストと額、ライトを自作で製作して設置しました。

マイテ58 ビックニワ
6名と3名の個室部分にはドアを設置、壁を木目調にし、網棚を自作で設置しました。
網棚は真鍮線を折り曲げ自作してあります。

マイテ58 ビックニワ
真ん中に最後の仕切りを設置しました。

マイテ58 ビックニワ
逆側です。個室部分には逆側にもドアを設置しました。左側の仕切りは一番左がトイレ、その右が洗面所になります。

マイテ58 ビックニワ
マイテ58 ビックニワ
床部分はカーペット敷きの表現をしていきます。色々と素材を使用していますが、今回は紙ヤスリを塗装して表現しました。
使用したのはタミヤのフィニッシング耐水ペーパーです。番手によって表面の模様が違うので、1500番、2000番の2種類を選択しました。

マイテ58 ビックニワ
室内パーツにカーペットを敷きつめて色調を調整します。

マイテ58 ビックニワ
細かな部分も色入れを行い質感を高めていきます。

マイテ58 ビックニワ
網棚にはエコーモデルさんのスケール網目を切りゴム系ボンドで接着をしました。

マイテ58 ビックニワ
ボディ部を組み上げ、塗装前に洗浄、脱脂をし綺麗な状態にしました。
各部分を複数のブラシで丁寧に洗う事が塗装の大切なポイントになりますので、時間を掛けて洗浄します。

マイテ58 ビックニワ
マイテ58 ビックニワ
床下部はパイピングがびっしり入っているので洗浄もゆっくり丁寧に奥まで実施することが大切です。

床下の横梁にはリベット表現があったようなので、リベット帯板を張り付け表現をしました。

マイテ58 ビックニワ
ボディ部の塗装です。下地はマッハ23Cを希釈薄めで何度かに分けて吹き付けていきます。
800~1000番の耐水ペーパーで研いで塗装面をなめらかに且つ、ゴミ等の付着にも気を付けて塗装をしていきます。

マイテ58 ビックニワ
下地が完了しました。

マイテ58 ビックニワ
ボディ色を塗装していきます。日光さんの淡緑を基礎として調合をし塗装していきます。1000番~1200番の耐水ペーパーで研いでいきます。

マイテ58 ビックニワ
ペーパーで研いだ状態です。窓枠横部分の研ぎが甘いので残しが無いように丁寧に研いでいきます。
塗装はただ塗るだけではなく、よく乾燥をさせること、季節によって、車両によって、パーツによって塗料の薄め方を変えていくことも大切な事です。ただクリアーで最後にさっと塗って仕上げる方法も一つですが、今回製作のマイテ58は艶を抑えた仕上げにしようと考えておりますので、特に下地、本塗装、研ぎという作業を大切に実施しました。時間を掛けて塗装していくことはとても大切です。

マイテ58 ビックニワ
もう一度、ボディ色を塗装しいきます、この時点では艶ありの表面となります。一気に塗装面がてろっとする程度に吹き付けていきます。

マイテ58 ビックニワ
マイテ58 ビックニワ
ボディ部の塗装が丁度いい状態になってきました。

この後、屋根色を塗装していきます。

マイテ58 ビックニワ
ボディ部をマスキングして屋根を銀色に塗装します。銀色の塗装の際は下地に黒を塗装をしておくと、銀色の粒子がばたつかないのでむらなく塗装が出来る可能性が高くなります。

マイテ58 ビックニワ
いい雰囲気の屋根色になりました。

マイテ58 ビックニワ
内装のソファーを一気に塗装していきます。

マイテ58 ビックニワ
内装部分にソファーを設置しました。
細かな部分ですが、ソファーのそばに灰皿、ローテーブルを設置しました。こちらは自作しました。

マイテ58 ビックニワ
洗面所部分には洗面設備(鏡、蛇口、シンク等)を自作し設置し内部の雰囲気を盛り上げていきます。

マイテ58 ビックニワ
個室部にもソファーを設置しました。家具が入ると一気に部屋らしくなります。

マイテ58 ビックニワ

マイテ58 ビックニワ
ボディ部に車両標記等のレタリングをしていきます。

マイテ58 ビックニワ
マイテ58 ビックニワ
車両標記、号車札、等級札と設置しました。愛称札は最後に設置予定です。

マイテ58 ビックニワ
幌部分に色差しをし妻面にも所属標記等のインレタを設置、梯子は最後に設置予定です。

マイテ58 ビックニワ
ベンチレーターは色を変更しアクセントにしました。

マイテ58 ビックニワ
クリアー塗装を実施していきます。
艶を抑えた仕様にしました。渋い感じです。

マイテ58 ビックニワ
クリアー塗装を終えました。この後は乾燥させ、窓ガラスを設置、内部電飾加工を施工していきます。

マイテ58 ビックニワ
今回のモデルは内装を見る機会も多いモデルですので、窓ガラスは窓枠ぎりぎりにカットし1枚づつ丁寧に設置します。

裏から見るとガラスを貼っているが目立ちますので、窓枠部分に壁紙(マスキングテープを塗装し貼り付け)をし窓ガラスパーツを目立たなくさせます。画像左の擦りガラスの窓枠は施工済み、そのすぐ右の窓は未施工です。

マイテ58 ビックニワ
こちらが全ての窓に施工した状態です。いい雰囲気にまとまりました。

マイテ58 ビックニワ
展望デッキ窓の裏も丁寧に処理をしていきます。


上回りに室内設置板を入れ、床下部分を合わせてボディを組み上げていきます。
ここからが完成画像となります。

マイテ58 ビックニワキットベース 当工房特製完成品
車輛全体は艶を落としたイメージで仕上げました。

マイテ58 ビックニワキットベース 当工房特製完成品
展望車、室内は画像ではよく見えませんが、個室、展望室、洗面室等仕切りを設け、カーテン等細かな備品も設置しモデルの雰囲気を盛り上げていきます。

床下機器もロストパーツをふんだんに使用していることもあり、とても存在感のある床下部分になっています。

台車、床下部分はほんの少し錆色を付け立体感を出すようにしています。

マイテ58 ビックニワ 当工房特製完成品
床下パイピングは自作で製作設置しました。

マイテ58 ビックニワキットベース 当工房特製完成品
屋根上はシルバーを基本として、機器は黒銀を入れアクセントにしています。

マイテ58 ビックニワキットベース 当工房特製完成品
号車札、一等札、車両標記、ヘッドマーク等の車輛表記はすでに設置済みです。モデルから実車へと変わる大きな部分です。
出来うる限り表現をしました。

マイテ58 ビックニワキットベース 当工房特製完成品
マイテ58 ビックニワキットベース 当工房特製完成品
室内灯を入れ、少し暗い場所で灯りをともして頂いてもまた雰囲気が変わります。

マイテ58 ビックニワキットベース 当工房特製完成品
ヘッドライト・テールライト・室内灯はLED点灯加工済みです。

■スケール・車両
車輛:マイテ58 2
スケール:16番 1/80(16.5mm)
キット:ビックニワ

■モデル内容
当工房特製完成品
当工房がキットから企画し、組み上げ、塗装し完成させたモデルです。

加工部分
①室内内装設置
各家具設置
仕切り板設置
②室内自作パーツ:奥の本棚・灰皿、室内灯、洗面台、個室の荷物棚、床部カーペット

③床下機器パイピング自作で設置

④点灯加工(室内灯・尾灯・ヘッドマーク)LED
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
カテゴリ
D61 (1)
C62 (2)
C51 (4)
C52 (1)
C53 (1)
C55 (2)
C57 (2)
C63 (1)
C11 (2)
D50 (1)
D51 (8)
製作モデラーのプロフィール

シンクロ

Author:シンクロ
東京にある一部上場企業役員を引退してから数年経ちました。会社時代も含め最も長く続いた趣味は、中学生の頃からはじめた模型製作でした。

この歳まで続けることによって、技術的な経験・知識が積み上がりました。
完成した模型は販売し、それを購入して頂いた方々に喜んで頂けるようになりました。

メーカー完成品・メーカー発売のキットを組んだだけの完成を目指すのではなく、あくまでも「実車に近づける」=「かっこいい、雰囲気ある佇まい」という目標を持ち、変更部分は問わない形で「カスタマイズ」した商品を作るようになりました。

ここでは今までに製作した模型、販売した模型の完成画像とその製作経過を記事にして紹介していきます。

製作・修理等のご依頼はこちらから
「子供の頃、駅でよく見たあの電車」 「旅行の時、寝台車を牽いていたあの電気機関車」 「今はもう見ることのできないあの頃の蒸気機関車」 この車両にはこんなパーツやパイピングがあったらいいな・・・ という想いをモデルとして再現致します。 欲しい車両がキットでしかないが製作は出来ない・・・ 走らなくなってしまって困っている・・・ 鉄道模型には色々なご要望があると思います。 どんなご依頼でもご相談下さい 製作費用に関してはご連絡を頂いた後、メール・電話等でお打ち合わせをさせて頂き決定させて頂きます。

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新記事
QRコード
QR
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
一押し




ランキング
にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村